こんにちは!
買い物中にこんなことありませんか?
さっきも買ったでしょ!
ほしいーー!! (泣き叫ぶ)
とスーパーなどで地面に転がって泣き叫ぶことありませんか?
我が家の長男もたまにあります。
恥ずかしいんですよね…あれ。
実はこの時の子供の脳は色々な刺激でとてもストレスフルな状態です。
そのためどうしていいのかわからず、叫んだり、泣いたり、地面に転がったりしています。
今回は子供がなぜ買い物中に泣き叫ぶのか、その時の対応と体験談を紹介したいと思います。
買い物中なぜ泣き叫ぶのか
脳と体の中がグルグル状態
スーパ―やショッピングモールなどにはたくさんの物やいろいろな音があります。
それらは子供にとって恐怖・ストレスなんです。
そのため緊張して固まり、どうしていいかわからなくなってしまいます。
そしていろいろな刺激のせいで、ホルモンが体と神経にいっぱいになっているため泣いたり、叫んだり、転がったりします。
これは本人もしたくてしているわけではなく、「何とかしなきゃ」と思った行動であり、ママやパパを困らせようとしているわけではありません。
それでも転がって泣き叫ばれるのはイライラしてしまいますよね。
ただでさえ、子供との買い物は疲れますから…
カートに座ること
スーパ―などにはたくさんの物やいろいろな音があります。
周囲も緊張しており、大人も興奮気味でいら立っています。
そんな中カートの中でじっと座っていなければならない状況が加わります。
すると子供の脳の容量はいっぱいになり、キャパオーバーしてしまいます。その結果泣いたり、叫んだり、転がったりします。
お菓子をねだる理由
子どもの脳はたくさんの刺激をいっぺんに受けて、なすすべがありません。
どのように整理し、対処すればいいのかわからずにいます。
自分でも落ち着こうとして「何か手掛かりになる物はないか」「一点に集中できる物はないか」と求めた結果が、お菓子をねだること。
過剰な刺激から立ち直る方法としてやっているのです。
子供の神経組織は緊張が高まると解放するためにリアクションを起こします。
いわゆる「癇癪(かんしゃく)」です。
この感情の爆発は子供の脳にとって自分自身を落ち着かせる方法なのです。
子供が泣き叫ぶ時の対処法
優しく穏やかに接する
人前で泣き叫んでいる姿を見るとついいら立ってしまいますね。
「落ち着きなさい!」と言ってしまいますが、子供の脳はキャパオーバーのため何を言っているのか理解できません。むしろ逆上することもあります。
その時は優しく穏やかに子供に接してみましょう。
子供の体内で幸せホルモンのオキシトシンが分泌され、落ち着かせるのを助けてくれます。
また、オキシトシンは子供と体で触れ合うことで安心感を感じて分泌されます。
子供に『安心感』を与えることがポイントです。
仕事を与える
子供の能力にあった仕事を与えます。
たとえば…
「ママはジャガイモとるから、〇〇ちゃんはニンジンとってくれる?」
「〇〇ちゃんの好きな納豆買いに行こうか。どこかな?」 など
そうすることで、子供の注意はそれに集中するため周囲の刺激から気を逸らせることができます。
またやる気が出て、自発的な行動を促すホルモン、ドーパミンが分泌されます。ドーパミンはストレスをコントロールして、恐怖や怒りを抑制します。
4歳までは何か頼んでも10分程しか覚えていられません。
そのため頼まれた仕事を思い出させるよう、声をかけてあげましょう。
実際の体験談
長男は疲れていたり、眠たい時は機嫌が悪くなります。
とくに買い物中は走り回ったり、機嫌が悪いと大声を出したり、泣き叫んだり…
こんなことがほぼ毎回!
おとなしく買い物したことなんて数回程度。
自分自身も怒ったりしてとても疲れるため一緒に買い物に行くのが憂鬱になっていました。
そんな時、こちらを実際に試してみると
いやーーー! (泣き叫ぶ)
何がいやだったの?
パンがよかったの!
一緒にパンとりに行ってくれる?
うん、いいよ!(泣き止みニコニコ)
いつもなら「いい加減にして。」と怒っていたところ、なぜ泣いて怒っているのか優しく聞いてみました。
そしたら少し落ち着き、答えてくれました。
泣き叫んでいる時はこちらの話なんて聞いてもらえない、子供もいつもならそこまで怒らないことも、周囲の刺激によって怒っていたんだなと思いました。
また最近は買い物に行く前に、「今日は〇〇を買いに行こう!」と言います。
そしてスーパーへ着くと買い物かごを持たせ、
あ、ママあったよ!(自分のかごに入れる)
あ、ママこれも買わないとだよー!
と機嫌よく一緒に買い物をしてくれるようになりました。
最近はいつも買うものを覚えているため、自ら「これも。これも。」と教えてくれます。
ニコニコしている姿を見るとこっちもうれしく、かわいいなと思いますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スーパーなどのたくさん物や音があるところは刺激により、緊張して脳がキャパオーバーになります。
そのため自分を落ち着かせる手段として、買い物中に泣いたり、叫んだり、転がったりと「癇癪(かんしゃく)」を起こしたり、お菓子をねだります。
子供たちもママたちを困らせたくてしているわけではありません。
恐怖とストレスでいっぱいなんです。
そのため怒るのではなく、優しく穏やかに接してあげてください。
そうすることで子供も安心し、落ち着きます。
また、子供のできる仕事を与えるのも一つの手段です。
買い物中に泣き叫んで困っていた方、是非参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。