医療・介護

看護師国家試験2021【必見】前日・当日の流れと体験談

こんにちは!

第110回看護師国家試験
2021年2月21日(日)予想

本番まであと1年を切りました。

みなさん、これから毎日勉強ですね。
中には「勉強飽きたよー」と思っている学生さんもいるのではないですか?

6年前の私も今まさに、朝から図書館にこもって勉強の毎日でした。

あんなに勉強したのは人生の中で初めてです!
そりゃそうですよね、自分の人生がかかっていますからね。

本番で1番大事なことは「今まで勉強してきた自分を信じること」です!

本番は想像していた以上にとても緊張します。
しかし、勉強してきた分だけ自信につながります。

「飽きたなー」と思っている学生さん!
この記事を読んで気持ちを切り替えて勉強に取り組んでいただけたらな、と思います。
そして、本番前には本番と同じ時間に起きて勉強することをおすすめします。

それでは、国家試験を経験した私が「試験前日・当日の流れと体験談」について紹介したいと思います。

もう国家試験の過去問は手に入れてましたか?
まだ手に入れていない!といの方は早めに手入れて、必修問題から勉強していきましょう!

>>クエスチョン・バンク Select必修 2021 看護師国家試験問題集 [ 医療情報科学研究所 ]
>>クエスチョン・バンク 看護師国家試験問題解説 2021 [ 医療情報科学研究所 ]

 

勉強を始める時期について知りたい!
▽こちらの記事で紹介しています▽
看護師国家試験の勉強はいつから?
必修問題の対策時期は?

看護師国家試験の前日

持ち物に忘れ物がないか確認する

  • 受験票
    (これは絶対忘れてはいけません!前日からバッグに入れておきましょう)
  • HB鉛筆5本程
    (移動中に鉛筆が折れないようにキャップをしておくと尚よい)
  • 消しゴム2つ
  • 鉛筆削り
    (移動中などで鉛筆が折れたときのために)
  • 黒のボールペン
  • 腕時計
    止まっていないか前日・当日に確認しましょう!止まっていた予備として家族のものでもいいためもう1つあると尚よい)
  • ひざ掛けorストール
    (寒さ対策として試験官から許可を得ることができます)
  • 交通費
    (タクシーなどのために現金も持っていきましょう)
  • 参考書など
    (自分なりにまとめたものがおすすめ!)
  • ティッシュ(机には置けません)
  • 耳栓(理由はのちほど説明します)
  • カイロ(手がかじかむとうまく書けないため)
  • 昼食
    (チョコレートなど糖分があると便利!食べ過ぎて午後眠たくならないように気をつけましょう)

いつもより早めに寝る

翌日の試験のことを考えると緊張したり、興奮したりしてなかなか寝付けません。
試験当日の朝は起床時間が早いため、しっかりと睡眠をとるためにはいつもより早めにお布団に入るようにしましょう。

看護師国家試験の当日

起床 5:00~5:30

当日は起床時間が早いため、朝起きるのが苦手な方は1週間前から当日と同じ時間に起きて勉強することをおすすめします。

また出発時間のギリギリに起きるのではなく、持ち物の確認などがあるため時間に余裕をもって起きてください。

持ち物の最終確認をする

特に受験票は必ず入っていることを確認してください。
これを忘れたら、受験できませんので!注意してください!

調整しやすい服装にする

会場の席によっては暑かったり、寒かったりします。
問題に集中できるよう調整しやすい服装にしましょう。

また寒い場合は試験官の許可が下りれば、ひざ掛けやストールを膝にかけることができます。

実際に私もストールを膝にかけていました。

出発 6:30~40

自宅の最寄り駅、ホテル近くのコンビニで昼食を購入することがおすすめです。
会場近くにコンビニがない場合や混んでいる可能性もあるため、事前に購入して「万が一」のことを予防しておきましょう。

時間に余裕を持って行動すること

試験当日は雪であったり、電車が遅延している、タクシーがない!なんてこともあります。
実際、過去に雪で受験できなかった方がいたそうです。

また初めていく土地は不慣れで、「駅から5分」と書いてあっても時間がかかったり、人混みが多くスムーズに動けないこともあります。

時間がギリギリだと自分自身も落ち着けず、イライラ・ソワソワと冷静になれません。
冷静に落ち着いて問題が解けるよう、時間には余裕を持って家を出ましょう。

私の友人は「試験会場が遠い」「電車が心配」ということで、近くのビジネスホテルに泊まっていました。

ちなみに私は、前日はゆっくり、ゆったりとした気持ちで過ごしたいためホテルには泊まりませんでした。
←ホテルのベッドだと寝心地が悪いので…睡眠は大事!

ホテルを考えている方は、会場近くのホテルは空いていない場合もあるため、早めに確認しましょう。

会場到着 8:00~8:10

ほとんどは9:10分までにと案内されていますが、1時間前までには到着することをおすすめします。
理由は時間に余裕があると自分自身が落ち着く、そして女性トイレが混む!

会場についてからの過ごし方です。

試験開始前にトイレを済ませておくこと

試験中にトイレへ行くことは可能ですが、開始直後はいけない、トイレが混んでいたということもあります。

私の場合は、試験開始後60分?経ってからではないと、トイレへ行くことができませんでした。
←6年前のため正確な時間を忘れてしまいました。すみません。

トイレは事前に済ませましたが、会場の寒さで近くなっていしまいました。
また我慢していたためソワソワし、問題に集中できませんでした。

問題の最初は「必修問題」ですね。
これを落とすわけにはいかないので、集中して問題を解けるようトイレは事前に済ませておきましょう。

9:10 試験説明・問題配布

試験説明・問題配布後、ここから試験開始まで30分程時間があります。

机の上には鉛筆と消しゴムのみになり、参考書などは見れません。

この時間が本当に長く正直苦痛でした。
ここで集中力が切れないよう気をつけてください。

あまりにも長く、やることがないので寝ている方もいましたね…

9:50 午前試験開始(2時間40分)

一呼吸してから、問題に取り組みましょう。

悩んだ時・わからない時は

悩んだ問題、わからない問題はひとまず答えを一つ選んでマークしましょう。
そして、問題用紙の上を折り曲げ、問題用紙とマークシートの問題番号に〇で目印をつけておきます。
←飛ばしてしまうと、後々マークシートがずれてた!なんてことになるので

一通り問題が解き終わったら、見直す時にもう一度考えます。

初めての言葉・問題の時は

初めて聞く言葉、過去問になかった問題も中にはあると思います。
けれど焦らないでください。

まずはもう一度、落ち着いて問題を読み返してください。
意外にわかったりします。

それでも「やっぱりわからない」時は消去法でいきます。
そこで時間を長く費やすのはもったいないです!
解ける問題を確実に解いていく方がおすすめです。

12:30 昼休憩

午前中の問題の答え合わせはしない

午前中の試験が終わり、ひと段落ついてみなさんほっとしています。
そして「必修問題の答えは〇番だよね?」などと答え合わせしています。

答えは気になります!わかります!
でも、午後の試験はまだ残っています!!

ここで間違っていた問題が多ければさらに落ち込みます。
また「これ以上間違えられない」と変に焦ってしまいます。

そのため午後の試験に影響しないよう、答え合わせはおすすめしません!

集中力・緊張感を保つようにする

この昼食時間で集中力・緊張感がなくならないよう、自分なりに工夫をしないといけません。

私はひたすら自分のまとめたものを読み、「勉強しているから話しかけないで」オーラを出していました。

これは私の個人的な考えであって、気分転換に友人と昼食をとるのはいいと思います。
しかし、終始おしゃべりをしているのではなく、食べ終わったら勉強するなどメリハリをつけることが大事です。

昼食は腹8分目にする

昼食を食べすぎると試験中に眠たくなるため、腹8分目ほどにしておきましょう。
糖分や自分の好きなものを食べるのはおすすめです!
それだけでリラックスできます。

13:40 試験説明・問題配布

午前中同様、試験開始まで30分程時間があります。

14:20 午後試験開始(2時間40分)

一呼吸してから、問題に取り組みましょう。
午前中の疲れ、昼食後の眠気などがあると思いますが気を引き締めて下さい。

17:00 試験終了

解答速報は早いと試験終了30分後から徐々に出てきます。
業者はライブドアやナース専科、東京アカデミーなどいくつかあり、解答が異なる場合があります。
そのため複数の解答を参考にするといいですよ。

必ずしも業者の出した解答が正しいとは限りません。
あくまで「業者」の速報です。参考程度にしましょう。

看護師国家試験の感想

試験会場では周りを気にしないことを心掛けるといいと思います。
試験会場は、学校ごとでかたまっていることがほとんどです。
気の知れた友人がいることは心強いですが、その反面緊張感が薄れてしまします。

私の周りも友人とおしゃべりしていたり、問題を出し合っていたり、と正直うるさかったです。

特に問題を出し合っているのには注意してください!

友人同士で「ここはこうだから~」などと解説しているのを聞いていると、自分の頭の中に変な情報が入ってきて混乱し、「え、そうだっけ?」と焦ります。

もし仮にそれが間違えていたら…と思うと怖いですよね。

実際に私の隣で問題を出し合ったり、教えていたりして、自分の頭に入ってきてしまい自分の覚え方と違って焦り、集中できませんでした。

周りが気になるなら、耳栓をするのもありだと思います。

また試験直前に新しいことを覚えるのはおすすめしません。
それを覚えるのに必死になり、焦って今まで覚えてきたことが本番で出てこなくなる可能性があります。

本番は「自分がやってきたことを信じるのみ!」です。

最終確認的な感じで復習をしましょう。

必ずこうしろ!というわけではなく、友人と話している方がリラックスできる!という方は、もちろん友人と一緒でもいいと思います。

みなさんの過ごし方も紹介します。

最後に私からのメッセージ

本番は想像以上に緊張をします。
「緊張しないで」というのはなかなか難しいと思います。

しかし、緊張のしすぎは変に考え込んでしまい、いつもなら解ける問題も解けなくなってしまいます。

実際に必修問題で「過去問で見たことないよ」という問題もがありました。
最初は「え、なにこれ。みたことない。」と焦りましたが、冷静に問題を読んで解けばわかる問題でした。

先ほども言いましたが試験本番では「勉強をしてきた自分を信じるのみ」です。

過去問を何度も何度も何度も、解いた分だけ自分の自信につながります。

私も緊張しましたが、「過去問を見るのが嫌になるほど」「問題を覚えてしまうほど」何十周も勉強したため、「こんなに勉強をした」という自信がありました。

ちなみにただ過去問を解くだけ、ただ答えを覚えるだけでは意味がないですよ。
本番ですべての問題が過去問から丸々出題されるはずはありません。

問題に対して、「どこが違うの」「違うところの正しい答えは何か」「正解なのはどこがあっているのか」をしっかり言えないといけません。

そこまで理解できていれば、本番で過去問と違う問題が出題されても、応用して答えることができます。

それでも実際に午前中の問題を解ている時は、難しくて「もうだめだ」と泣きそうになりました。
なんとか「でも勉強してきたから大丈夫。最後まで頑張ろう。」と言い聞かせ、諦めずに最後まで解き続けました。

みなさん、最後まで集中して冷静に問題を解いていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

国家試験まであと1年ないです!

勉強した分だけ自信につながります。
そして、その勉強してきた自分を信じることが大切です。

本番はいつもと違う環境、けれど周りには気の知れた友人がたくさんいる。

そんな環境で自分の力を最大限に発揮できるよう、
今回紹介した「試験前日・当日の流れと体験談」を参考にしていただけたらと思います。

先輩看護師として、みなさんを応援しています。
風邪・インフルエンザには気をつけてくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。