こんにちは!
介護による腰痛はつきものですよね。
痛くても毎日休む暇なく、やらなければならない。つらいですよね。
私も看護師として働いており、患者さんの車椅子への移動やオムツ交換などでよく腰を痛めていました。
これ本当に痛いんですよ。
立ってても座っててもつらくて、
よく腰を叩いたり、さすったり…
介護は長く付き合っていかなければならないので、できるなら腰を痛めずにできるのがいいですよね。
そこで!
今回は、腰痛の対処と予防についてお話ししたいと思います。
腰痛とは
「腰痛」とは疾患(病気)の名前ではなく、腰部を主とした痛みやはりなどの不快感といった症状の総称です。
職業、生活習慣、ストレスなどの要因が複雑に絡んでおり、誰もが経験しうる身近な症状です。
腰痛は、男性では1番目、女性でも肩こりに次いで2番目に訴えの多い症状です。(厚生労働省の平成28年国民生活基礎調査)
腰痛には2種類あります。
特異的腰痛
医師の診察および、検査で腰痛の原因が特定できるもの
- 腰痛患者の約15%
- 代表的な疾患は、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、骨粗鬆症など
非特異的腰痛
レントゲンなどで厳密な原因が特定できないもの
- 腰痛患者の約 85%
- 長時間の同じ姿勢による、腰や背中の筋肉の緊張が持続
- 運動不足による、腰を支える筋力の低下
- 身体の冷え
- 休養が不十分
- ストレスなどの心理的要因
- ぎっくり腰
腰痛の対処・予防法
次は、具体的な腰痛の対処・予防法について紹介したいと思います。
ボディメカニクスの活用
ボディメカニクスとは、人間が動作するときに骨や筋肉、関節が相互にどのように作用するかといった力学的関係を活用したものです。
最小限の力で身体介助をすることができます。
そのため、介助する側・介助される側の身体的負担を軽減できます。
ボディメカニクスの基本原理
- 支持基底面積を広くする
- 重心の位置を低くする
- 重心の移動をスムーズにする
- 重心を近づける
- 身体を小さくまとめる
- 手前に引く
- 大きな筋群を使う
- てこの原理を使う
また、これだけ見てもイメージが湧かないと思います。
実際にヘルパーさんや理学療法士などがやっているところを見て、やり方やコツなどを教えてもらいましょう。
環境を整える
自分の介助しやすいように
腰が曲がって痛くならないように
ベッドの高さを調整しましょう。
私も仕事をする時は、自分の介助しやすい高さに調整しています。
これをするだけで
介助のしやすが全然違います!
ベルトやコルセットを使う
腹部の筋肉を前側から奥に押さえつけて内臓を圧迫します。
そのため腹圧を高めることで、腰の椎間板にかかる負担を軽減し安定させています。
また、腰を動かして痛みが生じている場合は、腰の動きを制限する役目もしています。
筋肉は使わないと衰えるため、長時間の着用は筋力低下を招きます。
そのため、介護作業などの一時的な腰の保護に使用することがいいです。
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ストレッチをする
腰痛予防には、腰回りの筋肉を柔らかくすることが大事です。
そのためお腹や背中、腰などをストレッチしましょう。
激しい痛みのある方は行わないで下さい。
また行う際も、無理のない範囲で行いましょう。
筋肉トレーニング
腰痛予防のため背筋と腹筋を鍛えることです。
脊椎保護のために背筋のみを鍛えると、後側だけ筋肉が強くなり身体を引っ張られてしまいます。
そうすると、不自然な姿勢をとることになり、腰痛を引き起こす原因となります。
また、腹筋を鍛えて腹圧を保つと、体の重みを分散することができます。
そのため、脊椎にかかる負担を軽くすることができます。
そのほかに、腰の筋肉に頼りすぎないよう、腕や足、広背筋(肩甲骨の間)の筋肉を鍛えるのもいいと思います。
激しい痛みのある方は行わないで下さい。
また行う際も、無理のない範囲で行いましょう。

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病院に行きましょう
どうしても痛みが激しく続き、
歩けない、寝てられない、介助ができない、
などの症状がある場合は無理せずに
病院を受診しましょう!!
まとめ
今回は、介護による腰痛の対処法と予防法について紹介しました。
介護には腰痛はつきものです。
でも!!!
痛くてしんどいのは嫌ですよね。
できることなら、腰痛にならずに過ごせるのが一番です!
腰痛にならない、悪化しないためにも、
今回、紹介したことを参考にしてみて下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます
